「開業届は税務署で作る」は時代遅れかも?10分で正しく作成・申請する裏ワザを解説します
こんにちは。
大阪で、行列の出来るラーメン店「人類みな麺類」など、6つのラーメンブランドを運営している松村貴大(@jinrui_mina_men)と申します。
事業を始める時には提出が義務となっている「開業届」ですが、
- 『作成・提出したいけど、何だか難しそう…』
- 『面倒だけど、税務署で聞きながら作った方が良さそうかな…』
なんて考えてる方は多いと思います。
たしかに一昔前であれば「税務署で作る」のが確実でしたが、今は情報も多く、カンタンかつ正確に作れる時代です。
そこでこのページでは、
「わざわざ税務署に出向かず」「カンタンに」「不備なく正しく」開業届を作って提出できる方法
をご紹介します。
わざわざ税務署に行かずとも、開業届は正しく作成できますよ。
当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。
開業届を知識なしでも10分で正確に作成する方法
『開業届って大切な資料だし、間違わずに書くためにも税務署で聞きながら作るのが良いのかな…』なんて考える方は多いです。
それもそのハズで、開業届には「聞きなれない言葉」が出てきますし、実は人によっては開業届以外にも数種類の必要書類が存在します。
そのため『これは自分で作ると間違いそうだから、税務署で作ろう』という気持ちになってしまうのも仕方ありません。
しかし実際のところ、開業届の書き方はシンプルでカンタンですし、「同時に提出すべき書類」もほとんどの人が2種類程度。
このブログでも開業届の「17項目すべての書き方」を解説していますし、他に必要となる資料についても解説しています。
関連ページ
>>開業届の正しい書き方と5つの必要書類!提出先や注意点も解説
自動で作成できる無料ツールがある!
とは言え「解説記事を見ながら自分で書きましょう!」では、
『いやいや結局それじゃあよくわからないし不安なんだよ』
という方が出てくるでしょう。
そこで「知識がない」「事前知識を身に着けるのも面倒」「時間が無い」「記入ミスしたくない」という方に、5分で漏れなく超カンタンに開業届を作成する無料ツールを紹介します。
それが大手経理ソフト会社の「freee株式会社」が完全無料で開放している「開業freee」というオンラインツール。
これは本当にすごいツールです…。
開業freeeってなに?
開業freeeは完全無料で使える「開業届作成ツール」であり、めちゃくちゃ簡単かつ正しく開業届を作成できます。
出題される質問に答えるだけで、本当に5分ほどで「不備のない開業届」が出来てしまいます。
郵送で提出するのであれば、その作業含めても10分もあれば完了します。
▼このような質問に答えるだけ▼
さらに開業届を提出する際には、人によって
- 青色申告承認申請書
- 青色専業者給与に関する届出書
- 給与支払事務所等の開設・移転・廃業等届出書
- 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
なども必要になるのですが、必要な書類も自動的に判定されて、自動的に作成されていきます。
そのため、あなたに必要な全ての書類が「記入ミスなく」「5分ほどで」「自動的に」作成できます。
さらにスゴイのが「提出すべき税務署」も自動判別され、以下の様な「郵送用ラベル」も自動的に作成されます。
封筒にこのラベルを貼れば、あとはポストに入れるだけで提出までもが完了。
早い人であれば作成から提出まで10分もあれば終わってしまいます…。
そのためネット上でもかなり評判が良いです。
▼皆さんの声(クリックして拡大して下さい)▼
このあと「税務署に行って作成する」「開業freeeで作成する」という2通りの作成方法について、メリット・デメリットを比較します。
しかし結論から言えば「開業freee」で作成してしまうのが圧倒的に楽なので、とりあえずこれから開業届や必要書類を作成する方には是非お試し頂きたいサービスです。
※パソコン・スマホどちらからでも利用できます
\完全無料で利用できる/
クリックで公式ページへ飛びます
使用感の解説はコチラ
>>開業freeeの評判がヤバい!デメリット・料金と、使用感を口コミ
「税務署での作成」「開業freeeでの作成」を比較してみる
では実際に、「税務署で作成する」「開業freeeを使って作成する」の2通りについて、以下の観点からメリット・デメリットを比較してみましょう。
- 知識ゼロでも作成できるか?
- 所要時間と手間
- 正確に作れるのか?
- 費用は掛かるのか?
- ストレスはないか?
税務署での作成 VS 開業freee①知識ゼロでも作成できるか?
一つ目の比較ポイントは「事前に知識が必要か?知識ゼロでも作成できるか?」という点。
これについて言えば、どちらの場合も事前知識は必要ありませんが、税務署の場合は「身に着けて行くのがベター」です。
なぜなら税務署は忙しくバタバタしていることが多く、一つ一つ質問するのは気が引けます。
さっき税務署へ行ってきたのですが、確定申告の相談とかで凄い人だったので質問とかできる雰囲気ではなくて…ビビりました😭
— *handmade mille*ミレ (@chie20050821) January 29, 2021
ちなみに開業届はスマホとプリンタがあればおうちであっという間に作れます✨参考までに…
そのため『いまいち理解できないけど、申し訳ないしとりあえずパパッと書いて出しちゃおう…』という状況にもなり得ます。
私にも経験がありますが、あなたもきっと役所などで『あぁ、なんかよく分からないけどまあいっか…』と諦めた経験がお有りでしょう。
実際、そのような状況の中で勢いで出してしまってる方もいらっしゃいます…
大雪注意報の中…税務署行って、
— SR (@SR46577588) January 29, 2021
開業届や青色申告にすべきか?
給与所得もある場合、どうすれば
良いか?相談しました。
聞きたいことの半分くらいしか、
回答得られませんでした。
でも…勢いで開業届提出してしまい
ました😅
さあ、次は事業用の銀行口座開設
です!
つまり「税務署で聞きながら書く」という場合でも、事前に一通りの知識は頭に入れておく方がスムーズですし、窓口でバタバタすることも無いでしょう。
なお開業freeeの場合は、質問に答えるだけでOK。
すべての質問に補足が付いているため、事前知識も必要としません。
「白色申告・青色申告どちらが良いか?」についても、シミュレーションによって『白色・青色どちらがお得か?』が表示されるので、職員に聞くまでもなく判断できます。
税務署での作成 VS 開業freee②所要時間と手間
二つ目の比較ポイントは「所要時間と手間」という点。
これについては、圧倒的に「税務署で作る」方が時間と手間が掛かります。
単純に「税務署に出向く」「税務署で待つ」という事に、膨大な時間・手間が存在します。
さらにコロナ渦の中、密にもなり得ますので危険も伴います。
今、東大阪税務署に新たな開業届の提出に来ている。8人待ち状態なので外で一服しながら待機。室内待機はコロナ感染の危険大。
— Hiroshi Matsuura (@Hiroshi_M2021) February 5, 2021
ところで東大阪税務署の外では確定申告のために訪れている東大阪市民が列を作っています。1年後の私があの列に加わるのですな。個人事業主としてね😐
ちなみに「管轄の税務署」を把握していない方も多く、以下の方のように「違う税務署に行ってしまう」というタイムロスも起こり得ます。
税務署行ってきたー。開業届って
— なっちゃん すっきり楽しい星読みさん (@naokobeluga) December 4, 2020
本当に書くのは5分で終了〜
なんだ簡単♫と、受付のお姉さんに渡しに行ったら
記入事項は、特に問題ないですね(^^)って言われた。
行く税務署間違ってたけど。#家から一番近いとこじゃなかった#結局郵送
一方の開業freeeの場合、パソコンやスマホでポチポチと質問に答えるだけで5分で作成出来てしまいます。
さらに郵送ラベルを貼り付けて送れば「税務署に行く」「税務署で待つ」という時間・手間は一切掛かりません。
個人事業主になるのであれば、「時間=お金」という考え方は非常に重要。
開業届を作ること自体は「お金を生みだす」ことには繋がりませんので、パパッと必要最低限に留め、あなたの本業に時間を費やしましょう。
税務署での作成 VS 開業freee③正確に作れるのか?
三つ目の比較ポイントは「正確に作れるのか?」という点。
これについては「どちらも正確に作れる」です。
税務署であれば税務署職員が教えてくれますので、もちろん正確に作れるでしょう。
一方の開業freeeも、専門用語には補足の説明がしっかりと付き、さらに「ドロップダウンリスト」から選ぶ項目が多く、記入ミスも起こりにくいです。
そして記入内容から全ての必要書類が自動的に作成されますので、「漏れなく」「正確に」作成できます。
税務署での作成 VS 開業freee④費用は掛かるのか?
四つ目の比較ポイントは「費用は掛かるのか?」という点。
「開業届」や「その他の必要書類」については、用紙代・手数料は0円なので、費用は1円も掛かりません。
カンタンに比較すると以下の通りです。
開業freee で作成 | 税務署 で作成 | |
---|---|---|
開業届の用紙代 | 0円 | 0円 |
申請に掛かる手数料 | 0円 | 0円 |
ツール利用料 | 0円 | - |
交通費 | - | 電車代
ガソリン代 |
郵送費 (郵送する場合) | 封筒代
切手代 |
- |
どちらも大して変わらないですが、何よりも大切なことは「所要時間に対する費用」という観点です。
繰り返しになりますが、個人事業主になるということは「時給」や「固定給」ではなく、基本的に「歩合」で働くことになります。
「手続き時間を仕事に充てていれば、利益を得られたかもしれない」と考えると、それは【機会損失】です。
「個人事業主」とは言え立派な「経営者」なので、【Time is Money】は常に意識しておきましょう。
税務署での作成 VS 開業freee⑤ストレスはないか?
最後は余談ですが、「手続きによるストレスは無いか…?」です。
税務署で作成するのであれば、相手は機械ではなく「職員さん」なので、当然あたりハズレはあります。
良い人もいれば、面倒くさそうに対応する人もいます…。
最近すぐイライラしちゃう。税務署のおっさんの言い方にカチンときちまったよ………何もわからねえからこっちは来てんだよ…
— まりえ❄️🎄 (@mrixr) January 6, 2021
税務署の人って本当嫌いだわ
— Emi💙 (@6v_Nek) December 21, 2020
多分何回も同じこと言っててイライラするのも分かるけどさ。毎回嫌な気分で帰る気がする。
税金の関係で税務署に来たんだけどなんか終始タメ口でえらそげに説明受けてくそイライラするんだけど
— なっちゃん (@meronpan_na_) January 18, 2021
提出する側・職員側、お互いのストレス緩和のためにも、開業freeeを使うのが平和かもしれませんね…。
比較内容をまとめると…
さいごにこれらの比較内容をザックリとまとめると以下の通りです。
開業freeeで作成 | 税務署で作成 | |
---|---|---|
①知識ゼロでも作成できる? | 〇 |
△ ※混雑していると相談しにくい |
②所要時間と手間 | 〇 |
× |
③正確に作れるのか? | 〇 |
〇 |
④費用は掛からないのか? | 〇 |
△ ※所要時間に対する機会損失は発生し得る |
⑤ストレスはあるか? | 〇 |
△ ※職員の方により当たりはずれはある |
ということで、「知識なしでもOK」「超カンタン」「正確」「所要時間・手間が圧倒的に少ない」という観点から、個人的には「開業freee」の利用をオススメします。
さいごに
「開業届は税務署でつくる」は必ずしも最善ではないよ、というお話でした。
繰り返しになりますが、開業freeeを使えば全ての必要書類が5分もあれば「パパっと」「確実に」作成できますので、漏れなく提出しましょう。
\完全無料で利用できる/
クリックで公式ページへ飛びます
▼皆さんの感想(拡大して下さい)▼
使用感の解説はコチラ
>>開業freeeの評判がヤバい!デメリット・料金と、使用感を口コミ
関連ページ
- 個人事業主が開業届を出す10のメリット・デメリットを解説する
- 開業届の郵送方法・必要書類まとめ【抑えるべき5つの注意点】
- 開業届の提出期限はいつまで?出さない(出してない)場合の罰則は?
- 開業届の控えを紛失した時の3つの再発行手順と、手続に必要な物
- 開業届を出すタイミングは「7つの要素」を考慮して見定めよう!
- 開業届の開業日は過去でも良い?さかのぼって提出できるのか?
- 開業届は収入・売上なしでも要提出?その場合は確定申告も必須?
屋号について
「屋号」を決める際は、以下の記事を参考にしてみてください。
- 屋号とは?意味と決め方のアイデア5つ!繁盛したネーミング例あり
- 【繁盛する店名】決め方と9つのアイデア、500人が選んだ印象的な名前
⇒店名を屋号とする場合は参考になると思います
- 会社名の決め方5ヶ条と、おしゃれでかっこいいネーミング例300選
⇒いつか屋号をそのまま会社名にしたい場合、会社名の「付け方のルール」に従っておく必要があります