屋号とは?意味と決め方のアイデア5つ!繁盛したネーミング例あり

屋号とは?意味と決め方、考え方のアイデア5つ!繁盛したネーミング例も紹介します

開業届を「5分」で「正確に」 作成する裏ワザ

 

 

こんにちは。

 

大阪でラーメン事業を行っています。
UNCHI(うんち)株式会社」の松村貴大(@jinrui_mina_men)と申します。

 

 

『はぁ?ラーメン屋で “うんち” ってどういうこと?』

 

 

と思った方も多いでしょう。

 

ですが、このように「名称」は人の印象を左右します。

 

つまり「屋号」も同じように「人の印象・感情」に影響を与えますし、「信頼・信用」にも繋がるためぜひ良い名前を付けたいところ。

 

ちなみに会社名である「UNCHI」は本当です。

 

▼弊社のロゴ▼

 

 

ということで、このページでは、

 

  • そもそも屋号って何?
  • 屋号は付けないといけないの?
  • 付けるメリットは?
  • どのように決めたら良いの?

 

など、屋号について一通り分かるようにまとめてみました。

 

 

 

 

屋号について一通りまとめました。
これから事業を行う方は、ぜひ最後までご覧ください。


 

 

 

 

屋号とは?意味を分かりやすく解説します

屋号とは、個人事業主が「事業の名称」や「店舗の名前」として使用するものです。

 

会社(法人)であれば会社名がありますが、個人事業主も同じように「事業用の名前」を使えるのです。

 

なお必ずしも「店舗名」=「屋号」ではありませんが、店舗を構える方は店舗名と揃える方も多いでしょう。

 

ちなみに会社名は正式には「商号」と言いますので、「屋号」も似たようなものであることが分かるかと思います。

 

 

どのタイミングで屋号を決めるの?

屋号を名乗って事業をする際は、決められたネーミングルールに従っていれば好きなタイミングで名乗って問題ありません

 

※屋号の「決め方・ルール」は後ほど解説します

 

個人事業主として「開業届」を提出する際に「屋号」の記入欄があるので、『そこに書かなければ有効にならない』と思っている方も多いですが、そうではありません。

 

▼開業届に「屋号欄」がある▼

参考:国税庁

 

 

この欄に記入せずとも、名乗ってOKです。

 

では『なぜ開業届に屋号欄があるのか?』と言うと、それは『この屋号で商売していますよ』と税務署に知らせているだけであって、税務署にとっては屋号の有無はどっちでも良いのです。

 

ただし、後ほど説明しますが「屋号付きの銀行口座」を開設したい場合、口座開設時に「開業届の控え」の提出を求められますので、屋号欄には記入しておく方が良いでしょう。

 

>>開業届の正しい書き方と5つの必要書類!提出先や注意点も解説

 

口座開設時の必要書類は銀行にもよりますが、「屋号の使用が確認できる資料(パンフレットなど)」が必要であり、その資料があれば「開業届の屋号欄」は記入してなくとも通る可能性があります(各自銀行へ確認願います)

 

 

もしも『正式に登記したい』ということであれば「商号登記制度」を利用して法務局へ登録することができますが、個人事業主でそこまでする人は稀でしょう。

 

※この場合の「商号」の意味は、会社名(商号)とは意味合いが異なります
※屋号(個人の商号)は商法に関わり、法人の商号は会社法に関わります


 

 

 

屋号は付けなくても良いの?

屋号は無理に付ける必要はありません。

 

そのため開業届(※)を提出する際に「屋号欄」は空欄でも問題ありません

 

※そもそも開業届は出さなくとも罰則がありませんので、提出せずに開業している方もいます

 

たとえばYoutuberやフリーランスのプログラマーなど「特に屋号を名乗る必要のない方」の場合は、屋号なしで事業している方も多いでしょう。

 

とは言え「屋号」を付けることにも「メリット」がありますので、このあと説明します。

 

 

開業届を「5分」で「正確に」 作成する裏ワザ

 

 

 

 

屋号を付けるメリット・デメリットとは?

では屋号を付けることにより、どのようなメリット・デメリットがあるのか?

 

それぞれ分けて解説しましょう。

 

屋号を付けるメリット
1.「事業内容・専門性」が伝わり信用度が上がる

屋号を持っていると、取引先に名乗る場合に「事業の内容」が伝わりやすくなります。

 

また、もちろん会社名の方がより信頼度は上がりますが、屋号があるだけでも『きちんと事業として行っているんだな』という印象を与えられます。

 

なお店があれば「店名」をそのまま「屋号」とすることも多いと思いますが、店が無いとしても「専門性」を出せるネーミングにするとより印象に残せると思います。

 

たとえば…

 

  • 動画編集の達人●●
  • Javaプログラマー●●
  • 足専門マッサージ師●●

 

など個人名を名乗るよりも「このジャンルはこの人!」というイメージを植え付けることが出来るでしょう。

 

さらにインパクトのある名前なら、その後も覚えてもらえやすくなります。

 

つまり「事業内容が伝わる」「専門性を出せる」「信頼性が上がる」という3つの意味から、屋号を付けることは事業をする上でプラスに働くのです。

 

 

屋号を付けるメリット
2.屋号を付けた口座を開設できる

2つ目のメリットは、屋号を付けることによって「屋号付きの口座」を開設できることです。

 

ではなぜ「屋号付きの口座」を作れると良いのか?

 

1.お客様に不安を抱かせない

ネットショップなど主に「不特定多数に口座振込をお願いする事業」の場合、お客様から見た時に「個人名義」の口座だと不安になります。

 

それだけで購入・申し込みを止めてしまう可能性があることを考えると、機会損失を防ぐために「屋号付きの口座」を持っていた方が良いでしょう。

 

2.プライベートと分けることで管理がラクになる

「屋号付き口座」を作らずとも、新しい口座を作れば同じことではありますが、一応一つのメリットとしてお伝えします。

 

事業を行っていると、毎年「確定申告」が必要になります。

 

その際は「事業に関係する収入・経費」を申告しますが、プライベートと同一口座を使っていると、仕分けの手続きが非常に面倒になります。

 

さらに税務調査が入った場合は通帳や口座を調べられるケースが多いため、プライベートなお金の動きまで見られてしまいます。

 

そのため、プライベートとは分けて「事業用の口座」を作っておくと良いのです。

 

 

屋号を付けるデメリット
1.名前の付け方によっては失敗する

屋号を付けることは基本的にはメリットばかりです。

 

ですがデメリットとして強いて挙げられるとすると、名前の付け方によって以下が考えられます。

 

  • 業種を絞った屋号にしたため、他の仕事には弱いイメージを持たれてしまう
  • 屋号が「読めない」「何屋か分からない」ことから、結局個人名で呼ばれてしまう
  • 屋号を前面に出す予定が無かったことから独特な名前にしたが、事業拡大で屋号が露出することになり恥ずかしい想いをする

 

これくらいでしょうか。

 

いずれも屋号を付ける時に気を付けられる点だと思いますので、後ほど紹介する「屋号の決め方は5つの軸で考えよう!」も参考にしてみて下さい。

 

 

「2つのメリットと1つのデメリット」を挙げてみました。

 

基本的にメリットが大きく、さらに屋号を掲げることで「事業を行っていく上での覚悟」や「プロ意識」を持つことも出来ると思うので、付ける方が良いかもしれませんね!


 

 

 

 

屋号の付け方は自由だが、3つの注意点がある

すでに説明の通り、屋号を付ける上ではメリットがありますし、自由に名乗れる以上はぜひ掲げていきたいところ。

 

しかし「自由に名乗れる」とは言え、いくつか注意点がありますので解説します。

 

屋号を決める時の注意点
1.使えない文言がある

屋号には「●●株式会社」「●●法人」など、「会社である」と誤認される文言は使用出来ません。

 

これは会社法の7条に書かれています。

 

会社でない者は、その名称又は商号中に、会社であると誤認されるおそれのある文字を用いてはならない。

引用:会社法第七条

 

また「●●銀行」「●●保険」なども同様に、銀行法・保険業法によって禁じられているため使えません。

 

※銀行法第6条および保険業法第7条より

 

 

屋号を決める時の注意点
2.商標登録されていないか?

屋号は自由に決めて使えますが、「商標登録」されている名称は損害賠償請求される可能性があるため避けた方が良いです。

 

サービス名だけでなく、会社名や店舗名を商標登録している場合も多いので、類似の屋号には気を付けましょう。

 

たとえば私も

 

  • 会社名:UNCHI株式会社
  • 店舗名:人類みな麺類(元々は屋号)

 

のどちらも商標登録しています。

 

商標登録されているか確認する場合は「特許情報プラットフォーム:J-PlatPat」で検索しましょう。

 

 

屋号を決める時の注意点
3.法人化を見据えているならば…

もしも屋号をそのまま使って「法人化」まで見据えて事業を行うのであれば、会社名では使えない文字があるので、そこまで考慮して屋号を考えましょう。

 

法人化まで見据えている方は以下の記事もご確認下さい。

 

関連ページ
>>会社名の決め方5ヶ条と、おしゃれでかっこいいネーミング例300選

 

 

これらは法律・商標などが関わってくる「要注意事項」ですので、しっかりと認識しておきましょう。


 

 

 

 

屋号の決め方:まずは4つのポイントを押さえよ!

屋号の決める時には、まずは以下の4つのポイントを押さえましょう。

 

 

屋号を決める時のポイント4つ
1.ドメインが取れるのか?

ドメインとは「google.com」のような、いわゆる「ホームページのURL」のこと。

 

このドメインは好きな文字列で取得できるのですが、早い者勝ちなので『HPを設置するかも?』と考えている方は先にドメイン取得の可否を確認しておきましょう。

 

ドメインは「レジストラ」と呼ばれる業者で確認・取得できるのですが、メジャーどころで言えば「お名前.com」です。

 

なお.comや.netなど色々選べますがますが、たとえば「松村マッサージ店」の場合に

 

  • matsumura-massage.com
  • matsumura-massage.net

 

が存在しているとすると、お客さんは混乱する可能性もあります。

 

そのため、なるべくユニークかつ分かりやすいドメインを取得しましょう。

 

※もちろん後で「類似のドメイン」を取得される可能性はあります

 

 

屋号を決める時のポイント4つ
2.インターネット検索で引っかかるか?

もしもHPを用意するのであれば、ありきたりな屋号にしてしまうと自分のホームページが検索結果に出てこない可能性があるので要注意。

 

たとえば「田中弁護士事務所」と調べると、似たような名前のHPがたくさんヒットします。

 

運良く検索結果の上の方に表示されれば見つけ出してもらえますが、埋もれてしまうとせっかくの見込み客を逃してしまうことに。

 

つまり「OSAKA田中弁護士事務所」など、具体的な地名や表記を入れつつ、ユニークな名称を前提としましょう。

 

 

屋号を決める時のポイント4つ
3.覚えやすい・印象に残りやすいか?

屋号を前面に出して事業を行う場合は、クライアントから覚えてもらいやすい名称が良いです。

 

一般的には「インパクトがある」「語呂が良い」と覚えてもらいやすいですね。

 

私が屋号としていた(店舗名をそのまま使用)のが「人類みな麺類」ですが、これは『語呂が良いね!』とよく言って頂けます。

 

語呂が良かったことが関係しているのかは分かりませんが、結果的にはそこそこ繁盛店に成長できました。

 

 

▼人類みな麺類▼

 

 

他には

 

  • くそオヤジ最後のひとふり
  • 世界一暇なラーメン屋
  • ラーメン大戦争

 

なども運営していますが、これらも良いか悪いかは別として『相変わらずユニークだね!』と言ってもらえます。

 

ちなみに会社名は「UNCHI(うんち)」。

 

『会社名がUNCHIってマジか…』と言われることもありますが、一度聞いたら大体皆さん覚えてくれますので気に入っています。

 

正直このレベルを付ける人はほとんどいらっしゃらないと思いますので参考になるかは分かりませんが…

 

では、先ほど上で例として挙げた「OSAKA田中弁護士事務所」は覚えやすいでしょうか?

 

判断する一つの方法として、知人や家族に『●●という屋号にすることに決めたよ!』と伝えてみましょう。

 

そして後日、『屋号覚えてる?』と聞いてみると良いです。

 

 

屋号を決める時のポイント4つ
4.言いやすい?恥ずかしい思いはしない?

屋号を使って事業する場合、電話や対面でのコミュニケーションで口にすることがあります。

 

言いにくい名称ではクライアントも呼んでくれませんし、自分自身がその屋号を口にするのも面倒になってしまうでしょう。

 

また、後々「自分でも名乗ることが恥ずかしくなるような名称」も避けた方が良さそうですね。

 

 

ちなみに私の会社名は、社内の皆も普通に口にしてくれていますし、私自身も気に入っています。

 

でも銀行窓口のお姉さんは恥ずかしそうにされるので申し訳ないです。

 

 

 

 

屋号の決め方:考える時のアイデアは5つ!

では、実際に屋号の名称を考えていきましょう。

 

考え方は色々あると思いますが、ここでは5つのアイデアを紹介します。

 

なお以下の全てに当てはまる必要は無いですし、一方で色んなアイデアを組み合わせるのも良いでしょう。

 

屋号を決める時のアイデア5つ!
1.地域名を入れてみる

一つ目のアイデアとしては、屋号に「地域名」を入れてみること。

 

特に地域名を入れると良いのが、弁護士・税理士など「士業」と言われる職種です。

 

そのほか、「お客様が定期的に通うタイプの職種」についても同様です。

 

名称の例を挙げるとすると、【渋谷駅前みやした法律事務所】など。

 

地域名を入れておくことで、インターネットで「職種 + 地域」で検索された時にHPを見つけてもらえる可能性があります。

 

一方で、オンラインで仕事を受けられる「プログラマー」のような仕事であれば、地域関係ないため無理に付ける必要もないでしょう。

 

 

屋号を決める時のアイデア5つ!
2.事業内容・専門性が分かると良い

「屋号を付けるメリット」でも説明しましたが、屋号から「事業の内容・専門性」が伝わると良いですね。

 

上でも挙げた通り、

 

  • 動画編集の達人●●
  • Javaプログラマー●●
  • 足専門マッサージ師●●

 

など、個人名だけを名乗るよりも「このジャンルはこの人!」というイメージを植え付けることが出来るでしょう。

 

たとえば動画作成をしたい場合、「何でも編集屋」よりも「動画編集の達人」の方がより専門性を感じられますよね。

 

味噌ラーメンを食べたい時は「色んなラーメンが用意されているお店」より「味噌ラーメン専門店」の方がそそられますよね。

 

ターゲットを絞った名前にするとお客様が減るように感じられるかもしれませんが、一部の層からはより支持されます。

 

 

屋号を決める時のアイデア5つ!
3.理念や想いから決める

「会社名」はパッと見て意味が伝わらないことも多いですよね。

 

つまり「屋号」も同じで、「必ず分かりやすいものにしなければならない」という訳ではありません。

 

そこで考え方の一つとして「理念や思いから決める」という方法があります。

 

「UNCHI」も理念から付けていますが、同様に理念を由来にしている社名はたくさんあります。

 

(例)

  • あずみ

    ⇒「as me(アズミー)」を「私らしく」と翻訳して、「個性的でいつも輝いている企業になりたい」という想いから

  • インデックス

    ⇒「索引」の意味から、「インデックスに行けば “何でもわかる”“何かある”という存在になれるように」という想いから

  • イーオン

    ⇒「aeon(=eon)」は永劫という意味があり、「永遠に継続する会社になれるように」という想いから

  • UNCHI

    ⇒ざっくり言えば「食べて、それが最後に出るところまでしっかり責任を負う」という意味から

 

 

 

屋号を決める時のアイデア5つ!
4.造語にしてみる

「いくつかの言葉や単語を組み合わせる」という方法もあります。

 

(例)

  • アベルコ

    ⇒AVAIL(役立つ・有益)+CO(コーポレーションの意味)

  • INAX

    ⇒旧社名「伊奈製陶」の「INA」+X(商品が作りだす付加価値の意味)

  • エースコック

    ⇒エース+コック。「料理が上手なコック」の意味

  • キャンドゥ

    ⇒「感動」をアルファベットで「cando(キャンドゥ)」に。

 

キャンドゥは「100円で人を感動させたい」をブランドプロミス(顧客への約束)としており、上手く織り交ぜていますね。

 

 

 

屋号を決める時のアイデア5つ!
5.語尾にわかりやすい文字を添える

無難ではありますが、その分みんなに共通認識されている文言を使うのもアリでしょう。

 

お店の場合
  • ●●ストア
  • ●●堂
  • ●●工房
  • ●●商店
  • ●●ショップ
  • ●●本舗
  • ●●モール
  • ●●ハウス
  • ●●ベーカリー
  • ●●サロン
  • ●●屋
  • ●●館
  • ●●センター
  • etc...

 

 

事務所の場合
  • ●●研究所
  • ●●ラボ
  • ●●デザイン
  • ●●塾
  • チーム●●
  • ●●オフィス
  • ●●製作所
  • etc...

 

 

 

5つのアイデアを紹介しましたが、「屋号を付ける目的」によって付け方は変わります。

 

人からの信頼を得たいのか、プロ意識を持つためなのか、理念・軸を忘れないためなのか、集客目的なのか…などなど。

 

まずは目的からしっかり考えてみましょう。


 

 

 

屋号はいつでも変更できます!

冒頭でも説明しましたが、屋号は決められたルールの中であれば「自由に名乗って良いもの」です。

 

なのでいつでも自由に変更できます。

 

もしも開業届に記載している場合でも、確定申告書などには新しい屋号を記入すればOK。

 

「屋号付きの銀行口座」を取得している場合に限っては、名義変更の手続きが必要です。

 

 

 

300人にアンケートした結果!

以前に「一番かっこいい・オシャレと思う会社名を教えて下さい」というアンケートを300人に取っています。

 

「会社名」ではありますが、「屋号」を決める際にももしかしたら参考になるかもしれませんので宜しければご覧ください。

 

関連ページ
>>会社名の決め方5ヶ条と、おしゃれでかっこいいネーミング例300選

 

 

 

お店を構える方はコチラがおすすめ

店名の決め方について、ルール・アイデアだけでなく、「印象に残った名前」を500人にアンケートしています。

 

「性別・年齢・印象に残った理由」別に見れるようにまとめていますので、お店を構える方は参考にしてみて下さい。

 

関連ページ
>>【繁盛する店名】決め方と9つのアイデア、500人が選んだ印象的な名前

 

 

 

まとめ

屋号の「意味」「決め方のルール」「考え方のアイデア」について紹介しました。

 

最後に簡単にまとめます。

 

屋号とは?

  • 個人事業主が「事業の名称」や「店舗の名前」として使用するもの
  • 屋号を名乗って事業をする際は、決められたネーミングルールに従っていれば好きなタイミングで名乗って問題ない
  • 『正式に登記したい』ということであれば「商号登記制度」を利用して法務局へ登録することができる
  • 開業届に書いたからと言って、「正式な名称」として保護されることはない
  • 屋号は付けなくてもOK

 

屋号を付けるメリット

  • 「事業内容・専門性」が伝わり信用度が上がる
  • 「屋号付き口座」を開設できることから、「お客様に不安を抱かせない」「プライベートと分けることで管理がラクになる」という利点がある

 

付ける時の要注意事項

  • 「株式会社」など使えない文言がある
  • 商標侵害で損害賠償請求される可能性があるため、類似のサービス名・会社名・店舗名を調べておくこと(特許情報プラットフォーム:J-PlatPatで検索可能)
  • 「会社名」では色々制約が強くなるため、法人化を見据えている場合は会社名の決め方に沿って考えた方が良い

 

屋号の決め方:まずはポイントを押さえる

  • ドメインが取れるのか?
  • インターネット検索で引っかかるか?
  • 覚えやすい・印象に残りやすいか?
  • 言いやすい?恥ずかしい思いはしない?

 

屋号の決め方:考える時のアイデア

  • 地域名を入れてみる
  • 事業内容・専門性を前面に出してみる
  • 理念や想いから決める
  • 造語にしてみる
  • 語尾にわかりやすい文字を添える

 

 

開業届の書き方などについて以下でまとめています。

 

 

開業届を「5分」で「正確に」 作成する裏ワザ

 

 

『UNCHI株式会社ってどんな会社なんや!』と興味をお持ち頂いた方は以下へどうぞ!

 

 

 

関連ページ
>>会社名の決め方5ヶ条と、おしゃれでかっこいいネーミング例300選